人生において「余裕」というのは思ったより大事かもしれない

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皆さんこんにちは。最近は、友人の家に泊まったら「いびきがうるさすぎてアラームかと思った」と一日の出だしを早々に挫かれた私です。もちろん一番被害にあっているのは友人の方ではあるが、加害者もちゃんと傷つく事件だった。もしも私が開口一番に「よかったね、世界で一つだけの親友アラームの誕生だZE☆」なんて言おうものなら、首を一噛みで持っていかれそうな、そんな殺伐とした空気でした…。

 

 

さて、私は春から大学4年生になるが、この年になってくるとさすがに周りはみな忙しくなってくる。特に専門学生や、これから社会人、またすでに社会人になっているという人は、カートゥーンネットワークのキャラクターみたいに目をグルグルさせて頑張っている。ちょっと狂気を感じる。

というか今ふと思ったけど、この「社会人」という単語、主に学生を終えた人たちを指している単語だと思う。何なら働いている人全般をそう呼んでいるような気もする。なぜ「社会」なのか。まるで学生はまだ人としてのコミュニティにすら入っていないと言わんばかりではないか。仕事をしていないような人はコミュニティの外に位置していると、この「社会人」という単語が明確に示しているように感じてくる。まあ確かに大半の人は普通に仕事をしているわけだし、そう考えると一般的な人のコミュニティには入っていないわけである。

つまり極論は、

人=仕事

社会こそ仕事であり、仕事こそが人であるというのか。聡いな、名付け親。バイブルはそれこそ聖書に違いない。

 

 なんとなく肩身の狭い学生をしているわけだが、特に大学生というのは時間に余裕があるのだ。専門学生や社会人と比べると、倍近く余裕がある。そのため、大学生とこの両者が一緒に遊ぶとなると、おのずと時間的余裕の違いによる隔たりが生まれる。

 

我らが大学生ならだれでもワンコールで飛んでくるはずだが、専門学生や社会人あたりは高確率で否定的な返答が返ってくる。私の友人のT君に至っては、仮に遊んだとしても次の日朝早いから、寝不足だからなどとのたまって、遊んでいる最中も早く帰りたい感を出してくる。じゃあなんで誘いに乗ったんだとという話だ。まあ彼なりのプライドとかがあるのだろう。

 時間的余裕がないのはしょうがないこと、むしろやりたいことで余裕がないのなら賞賛すべきだ。しかし時間的余裕の無さによって精神的余裕まで無くしてしまうようでは意味がない。誰も帰りたそうにしている人とは遊びたくないだろう。自然と人も離れていってしまう。だから私は余裕がない時こそ余裕なふりをしようと心がけている。

 

人というのは意外とバカなもので、ほとんどの情報を外見からしまうそうだ。これはメラビアンの法則というもので、

視覚情報・・・55%

聴覚情報・・・38%

言語情報・・・7%

といった割合で人を判断しているらしい。つまり実際の内容はたったの7%しか伝わっておらず、それ以外の93%の声音や見た目によってその人物を決めつけてしまうのである。そりゃ詐欺もハッタリもまかり通るわけだ。この結果をそんな馬鹿なと一蹴するか、重く受け止めるか。ちなみに私は思い当たる節が多すぎて受け止めざるを得なかった。

 

先ほど話したように、余裕のない人はどこか頼りなさげでつまんなそうに”見える”ため、人も寄り付かないだろう。逆にどこか余裕に”見える”人は、なんとなく包容力があり、柔らかく、周りに自然と人が寄ってくるだろう。

さらに人だけではなく、余裕というのはおのずと「引き寄せの法則」にも関わってくると考えている。これは経験からの直観になってしまうが、少ないながらも私が今まで出会ってきた、見てきた人の中で、余裕があり友人が多い人(大体にしてオープンで自信のある人でもある)は、運も引き寄せてしまうのである。これは私の賭け事による数多くの敗北から見出したので間違いない。ここぞという勝負の場面で余裕を”見せられる”人は、時に運までも味方につけて勝ちを引き込んでしまう。何回も言うように、大事なのは余裕を見せようとすることだ。たとえ内心余裕がなくても、ふりをすることで相手だけでなく自分自身も余裕であると勘違いさせるのだ。いったい何万円分この余裕に負けたことなんだろう…。

特にこの個人主義の競争社会の中で、競争相手に余裕を”見せられる”ことはきっと大きなアドバンテージを生むと思う。まあこれは、たまたまそういう時代なだけであり、話が逸れてしまいそうなのでやめておこう。

 

まあ余裕がない事は悪ではないし、否定するべきではないが、ふりでもいいから、余裕を作ってみると意外と楽しくなるかもしれないよ、ということだ。

あと友達と遊んでいるときにネガティブな発言ばっかすんのやめろやって話。